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平成29年度通常総会山口範雄会長ご挨拶

平成29年通常総会
IAA 日本国際広告協会 
会長 山口範雄

(2017年7月20日発行、会報IAA#273号より)



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皆さんこんにちは。普段大変お世話になっております。また今日は非常に突然真夏の様です。定刻にお集まりいただき有難うございます。
さて、例えば国際関係ですけれども米国、EUあるいは北朝鮮とどこを思い浮かべても従来の常識の枠を超えたような激動が続いております。また経済的にも世界的には成長鈍化の中ではありますけれども、その中でもっていわばグローバル路線と保護主義回帰というような事とのせめぎ合いが続いている状況であります。

社会状況を見ますと、たとえば格差拡大とそれに伴う不満が鬱積してあちこちでそれが爆発するような、そういうようなことが繰り返されている現状であります。かたや例えば技術開発の方でありますが、AIの技術あるいはIoTなど新たな技術開発がそれにふさわしいビジネスモデルがあちこちで模索されているという時期だろうと思います。
あるいは、我々産業界の方が多いですけれども、サプライチェーンというような事をとってみても、かつて中国が世界の工場と言われましたけれどもだいぶ様変わりをし、そして中国は大消費マーケットになりつつありますし、あるいは世界各地をみまわすとあちこちで大震災があり、あるいは数年前のタイの洪水というような事でもって、供給体制を考える場合でもそれぞれの会社でもって、かつてのように経済合理性だけではなくて、やっぱりそういったリスク対応も念頭においたようなサプライチェーンを考えられているという事だろうと思います。
こうした各分野の変動に伴って当然でありますけれども、我々あるいはこの会のメンバーが主として担うマーケティング、あるいは広告の在り方というものも随分かつてよりは大きく変わってきたという風に思います。

たとえば、消費者の意識やライフスタイルは様変わりをし、結果として非常に多様な様相であります。流通もかつての販売網に頼ればいいという事ではなくて、インターネットやあるいはイーコマースというものが急拡大をしてそのウエイトがどんどん上がっている状況であります。あるいは、皆様が直接ご担当されている分野であるメディアについても、これは釈迦に説法ですが、かつてのマスメディアだけではなくて、パーソナル・メディアも含めてこれまた非常に多様になっているという事だろうと思います。しかも今、それぞれの分野で取り上げたような傾向というのがかつてとは全然違うスピード、速さで来ている訳でありまして、したがって企業はこういった変動に即応する力というのが問われております。対応できないところは、いってみればマーケットから退出せざるをえないという状況下と思います。そういう意味ではIAA日本もできるだけその一助にはなりたいという事で新たなプログラムの企画をし、実施しつつあります。これからも是非会員の皆様方からそうしたことに関しての新しいアイデア、知恵を是非どんどんご提案を頂いて、皆様ともども積極的な活動を積み重ねる場にしたいという風に思っております。

本日はこちらにIAAグローバルの会長であるフェリックス・タタールさんにお見え頂いていますが、後程ご登壇頂いてたぶんそういった事に関する問題提起あるいはヒントを私どもにも頂戴できるのではないかという風に大いに期待をしているところであります。
本日の議題に沿って皆様方にこの会の運営に関して決済を頂き、それに沿ってこれから今お話ししたような事について具体論を皆様ともどもしっかりと見つめて行きたいと思いますので今後ともご支援ご指導の程宜しくお願いいたします。
有難うございました。










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by iaajapan | 2017-07-31 11:53 | 会長ご挨拶
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